Servus
オーストリアのウィンターブレイク期間はフットボールがなくてつまらないので、たまたま航空券が安い場所、行ったことない国、って選択肢でバレンシア行きを決めた。
2泊3日だけど往復ともに朝便なので実質1.5日の観光。
バレンシア到着
空港ではバレンシアのエンブレムがお出迎え。
街路樹はバレンシアオレンジ。公害に晒されてるから食べたら体調壊すらしい。
一通り市内の観光スポットを散歩。
仕事からの5時起きだったので流石にチェックインして寝る。
メスタージャへ
市内中心部からメスタージャへはメトロで約20分程度。アクセスは良い。メスタージャの真横はバレンシア大学らしい。
スペインのスタジアムはカンプノウをはじめ、そういえば屋根がないスタジアムも多いなと思ったら南の方は雨がほぼ降らないらしい。だから屋根がないみたい。北西部のビルバオやサンセバスチャンの方は雨が降るから屋根があるんだろう。
適当に取った席がアウェイセクターの目の前だった。とは言いつつも周りには多数のビルバオファンもいれば隣はバレンシアとビルバオ、双方のファンカップル、目の前はお父さんはビルバオ、2人の息子はバレンシアファンの家族というように入り乱れていた。
ビルバオはバスクルーツのクラブだから自分のルーツがバスクの人かつバレンシア在住の人はビルバオを応援しているんだろうか。
この日買ったスカーフ。コンバットがかっこいい。幼き頃に見たコンバット×アイマールとアジャラを思い出す。今でもバレンシアといえばアイマールである。
しかし某ルームメイトのおかげで彼の母国と地元の州のイメージは自分の中ですっかり落ち込んでいる。
試合内容 Valencia CF v Athletic Club de Bilbao
第一印象はスペインフットボールってこんなに綺麗なのかという印象。原博実氏が惚れるのも納得である。パスはみんな綺麗だし、トラップも綺麗に決まる。ゲームの展開は至ってゆっくりである。よりゴールにダイレクトでアバウトなボールやデュエルも多いオーストリアやドイツに比べると試合時間が長く感じた。それは決してつまらないのではなく。そして元FC東京のフットボールコンサルタントが"ボールを愛せ"と言ったのも頷ける。さらに自分が学生の頃、"ボールと共に旅をしろ"と言われたこともまた思い出す。
昨季残留争いだったバレンシア、今季はまだマシなのか中位をキープ。ビルバオは数名のスペイン代表を有しEL圏内からCLも狙おうかというところか。
ゲームはミドルプレスからバレンシアがいい奪い方をしてチャンスを多めに作る展開。それにしてもポケット(トレーラーゾーン)の攻防は見ていて面白いし勉強になった。主に2vs2の関係で攻略しているので確かにフットサルの文脈もあるんだろうなと感じた。ディフェンスもマークの受け渡しはスムーズである。
個人ではバレンシアのフルキエとビルバオのニコ・ウィリアムスの攻防が見応えあった。
試合は1-0でバレンシアの勝ち。調子を取り戻してきていてEL圏も見えてきたというところか。
スタジアムの雰囲気はアウェイ側に陣取ったからなのかウルトラスが印象に残るゲームではなかった。ただそれ以外のスタンドからのチャンス時の盛り上がり、ブーイング、いいプレーの後の拍手などは他の国よりも激しかった。人気のチャントの時はスタンド全体で歌っていた。
ちなみにオーストリアはあんまりブーイングしない。
観光2日目
1日目に行けなかったビーチ方面を散策。近代建築で造られた美術館、博物館
ビーチとパエリアとセルベッサ、良い組み合わせである。
Tschüss