Servus
インターナショナルブレイク前、オーストリアブンデスは試合ないと思ってポーランド旅行を決行。その後優勝プレーオフがその週末に開催されることを知る。しかも家から一番近いRapidとのアウェイ。一週間で予定が決まるのは凄い、Jリーグも見習ってほしいが基本的に各スタジアムが各クラブ所有なのでできることなんであろう。
旅程
クラクフと1泊、ワルシャワで2泊する旅程。各都市で1試合ずつWisła KrakówとLegia Warzsawaというポーランドでも歴史の長い2つのクラブを見る予定。
クラクフへ
夕方着のRyan airでクラクフへ。駅から市内へは電車で約30分程度。時間も遅かったので市内の中心街をふらっと歩いて小腹を満たす。Zabkaという見た目も中身もファミリーマートのコンビニでホットスナックを買って食べ歩き。夜も23時までやっているのでかなり利便性が高い。
Wisła Kraków
市内中心部からトラムで15分強で着く好立地。街自体が小さいのでどこに行くにも行きやすい。ちなみに同じ街の1部クラブCracoviaも10分程度の立地。ポーランドのフットボール文化の高さを感じる。
クラブカラーは赤青という素晴らしいカラーリング。スタジアムの外観はライトアップされていて綺麗。ファンショップにはクラブオリジナルのアパレルがかなり豊富にそろえられていた。見た限りウルトラスショップは外にはなさそうであった。
クラブはエクストラクラサ優勝14回(2位)、通産の勝ち点でも2位の古豪。Legiaとはナショナルダービーと呼ばれ、Cracoviaとのダービーは聖戦(ジハード)と呼ばれる。そもそもクラクフの街としてのタイトル数はポーランド1で小さい街ながらワルシャワよりも街自体の熱は熱いのかもしれない。
試合を見るまで知らなかったけどポーランドには国内クラブ同士のフレンドシップがあるという。ゴール裏にはRuch Chorzów(隣町のKatowice近郊のクラブ)があって不思議に思ったがフレンドシップクラブらしい。東欧フットボールに詳しい長束さんのツイートによるとくっついたり離れたりいろいろ繰り返しているらしい。この1年間で東欧フットボールに触れることが多かったので是非東欧フットボールクロニクルは読んでおくべきだったと痛感する。
試合内容(Wisła Kraków - Miedź Legnica)
戦力的に優位なWisłaが押す展開。ロングボールからの一発の抜け出しかウインガーによる1on1でゴールに迫る展開。お互いにCBがキックミスしたりロングボール被ったりと特別レベルは高くはないがスタジアムの雰囲気は素晴らしかった。アウェイファンが0だったのは少し寂しいけど。
クラクフ観光
Wawel castle
やることもあまりないのでとりあえずダメもとでアウシュビッツに行ってみたらなんと自分の前でチケットが完売に。さすがに萎えたけども周りを散歩することに。ここの周りにも多くのフットボールグラフィティが。
ワルシャワへ
電車でワルシャワへ向かう。列車内ではペットボトルの水が配られる好待遇。ポーランドが徐々に好きになりつつある。
ワルシャワ編に続く