エリザベート 野外ミュージカルに行ってきた

シェーンブルンをランニングしてたらなにやら設営していてなんだろなーと調べたら年に1クール？の野外ミュージカルがあるらしい。とのことで行ってみた。

チケットは一番安い90€くらいのチケットを買ったんだけど、行ったらそのエリアは売れてないから封鎖されていて真ん中のアリーナ席のチケットを渡された。ラッキー

演目は「エリザベート」というウィーン発祥のミュージカル。
ハプスブルク家の皇后の物語。この作品だけでなく、ミュージカルというものに人生で一度も行ったことないのにドイツ語で内容も全く知らないと楽しめないだろうなと以下の記事であらすじだけ確認して向かった。
5分でわかるミュージカル『エリザベート』│ あらすじ・登場人物・歴代公演を解説 | ミュージカル主義！ (musicalstyle.net)

コンサートというと家族でジャニーズ好きだからドームツアーなどはよく行っていて、母親や妹は部隊も見に行ってたけど自分は行ってなかった。そもそもどんな流れで進むんだ？？みたいな状態で公演開始。

始まって1時間、あーあらすじのあそこがこれか～みたいな感じで進んでたけどなかなか入り込めず、トートとりあえずカッコいいな、ミュージカルって高いなぁと思ってしまっていたんだけど、第1幕の終盤辺りから曲に引き込まれワクワク感が増してきた。ミュージカルにハーフタイムがあるのも初めて知った。20分もあるし、気温も寒くなってきたから家に上着取りに行こうかと思ったけど、もう一度あらすじを復習して第2幕に挑む。

第2幕はもう圧巻だった。作品のテンションが暗くなると同じように夜も暗くなりムードを作っていた。シシィの自由奔放な姿が今の自分にも重なり、すっかり作品の虜になってしまった。

帰ってからYouTubeで日本語版の曲を聴いたり、レビューを見たりしたけど、この野外コンサートのために日本からウィーンに来てる方もいるくらい有名な作品なんだと知った。人生初のミュージカルがこんな作品で体験できるなんて幸せすぎた。

ほとんどの人はミュージカルだけでなくオペラや芸術が理由でウィーンに来るんだろうけど、自分はサッカーが理由でここに来た。なんだけども今回のミュージカルを体験してもっと芸術に触れてみたいなぁと思った。芸術の街に住んでいるのだから時間の許す限り体験しに行きたい。