渡航前から決まっていたオランダへのこの旅行。ロッテルダムで開催されるUEFAネイションズリーグの決勝を見に2泊3日の小旅行。
出発の前日に1つ面接を終え、就活のことを気にせず楽しみたい、と意気込んだ旅だったが色々もどかしい、自己肯定感も下がり精神も不安定になる旅だった。
アムステルダムまでとロッテルダムへ
無職の味方、プライオリティパスで食費を浮かそうと早めの空港イン。我らがZipferを飲みながら悠々待つところに1時間ディレイの報が。予約してたflixbusに間に合わなくなる。まだインターシティの終電はある時間なので助かった。保証されるかな?KLM
アムステルダムに着くとそのままインターシティでロッテルダムへ。夜のオランダの街はいつも綺麗だ。
ロッテルダム観光
試合は20:45KOなのでそれまで観光。
なんとなくオランダといえばパンケーキ
スパルタは人工芝スタジアムでアヤックスが毎回負けて人工芝に文句を言うことでお馴染みのスタジアム
水上バスで風車を見に行く
第一村人を発見。
ゼーンセスカンスの方が見栄えはいい気がする。
有名なキューブボックス
中に飲食店が詰め込まれてるマルクトハル
ウィーンに比べてアジア系のお店が多いのが目立つ。
去年までオランダに住んでいた友人にラーメン食っておけば?と言われたのでつけ麺を食べに。
これが悪手だった。つけ麺自体は美味しくて日本で食べるものと遜色ないし店員さんも非常に丁寧だった。なんだけども、BGMにかかっていたバックナンバーの水平線と同時に日本に残してきた人たちを思い出してホームシックが爆発しそうだった。ラーメン屋で泣きそうになるのは人生で初めてだろう。しばらく日本食レストランはやめておこうと思った。お店の名誉のために言うとお店は全く悪くなく、むしろとても美味しくて素晴らしいお店だった。
ネイションズリーグ決勝
フェイエノールトの本拠地、デカイプ
元LASKのトラウナー
そんなチームの顔みたいな立ち位置なんだ
内容は塩試合、最近の代表戦ってどの試合もマジで堅い。後半終盤にスペインがかなり圧を掛けてきたけど、クロアチアが守り切りクロアチアのお家芸、延長戦へ。
延長戦も固く、PK
PKもクロアチアのお家芸と思ったらけどリヴァコヴィッチは1本しか止められず、スペイン優勝。
日本戦であんなに止めたのに。
周りはクロアチア人がほとんどでちょうど後ろが4人家族だった。印象的だったのがお父さんはPKを見ることができず、お母さんは両手に子供を抱えながらじっとゴールマウスを見つめる。2人とも毎回ボールがセットされると十字を切り祈る。こんな姿に似た人は周りにたくさんいた。もうこの時には気持ちは完全にクロアチアに移ってしまった。勝敗が決まると全員涙目になりながら家族でハグ。こちらまで涙をもらいそうだった。
試合終了も23時を過ぎてたのでその日は帰ってすぐ就寝。明日のバス何時だっけと確認したらチケットがない。あれと思ったら予約の日付を間違えてることに気がつく。年に1回はやるこれ。去年は長崎アウェイで1日遅く取ってた。
アムステルダム観光
バスを取り直してお昼前にアムステルダム到着。アムステルダムは2回目なので今回はナインチェとCOPAのショップ、アンネフランクの家がメイン。
5年前来た時はこの対岸に泊まってて毎朝フェリーで渡ってた。懐古してるとまたホームシックが加速する。ここも歩いたなぁと浸っていたら面接した会社から電話が。通ったのかなぁと思ったらお祈りの電話。お祈りならメール出してくれ、、、凹むし何言っていいのかわからん。んでその数時間後、金曜日に面接した会社からお祈りメールが。1日に2発は非常に厳しい。ボーッとして人に突っ込みそうになるくらいメンタルやられた。
アンネフランクの家もフライトに間に合うギリギリで予約してることに気がつく。フライト大丈夫かなぁと心配しながら回ったので集中して観れず、、、
でも隠れ家の仕組みや生き延びた人の証言など聞けて良かった。アンネの日記は読んだことないけど。
ウィーンへ
行きはディレイしたからまた帰りもディレイだろうと何度かチェックしたけどずっとオンタイム。ちょっと急いできて安心してたら搭乗直前で少しのディレイ。まぁ帰りはディレイでもいいでしょう。